青森りんごを愛する先生がりんごのすばらしさを情報発信しています。

りんごにもアレルギー!? バラ科の果物に起こるその症状と対策

2018/5/7

りんごアレルギーの症状

健康に良い果物として人気の高いりんごですが、りんごはバラ科の果物なので、アレルギーの原因になることもわかっています。
軽度の場合は、「口腔アレルギー症候群」といった形で現れます。
例えば、りんごを食べた直後または食べて15分以内に、口の中や唇、舌にかゆみやピリピリ感、喉がイガイガするなどの症状がみられることがあります。
ひどい場合には喉の腫れや呼吸困難、喘息、腹痛、嘔吐、下痢といった症状がでることもあります。
バラ科の果物アレルギーは口腔内だけにおこる人もいれば、咳やじんましんといった全身症状に表れる人もいます。

りんごのアレルギーの対策

アレルギーとわかった場合は、なるべく食べないことです。
りんごで症状が出てしまった方は同じバラ科の果物もなるべく食べない方が良いです。
どうしても食べたい場合は加熱して食べるようにしてください。
加熱するとタンパク質の構造が変化しますので、アレルギー反応が出なくなることもあります。
バラ科の果物に対してアレルギーがあっても、どうしても食べたいときにはコンポートやジャムのように火を通してから食べるようにすると良いでしょう。

赤ちゃんの離乳食

りんごは一般的に離乳食が始まるとされている生後6ヶ月頃から与えても大丈夫ですが、アレルギーの問題もあるので初めのうちは生ではなく加熱して、一口ずつ様子を見ながら与えてください。

販売中の青森りんごショップガイド

その他の記事