赤ちゃんの離乳食にしたい、簡単りんごレシピ
生後5~6か月から赤ちゃんの離乳食としても大活躍するりんご。
りんごは栄養豊富なので積極的に離乳食にも取り入れていきたい食材です。
果汁を絞ったり、すりおろしたり、加熱したりといろいろな食べ方ができますが、段階別に簡単なレシピを紹介します。
離乳食りんごレシピ(初期・中期・後期・完了期)
「離乳食初期・ゴックン期・5,6カ月」
離乳食初期は舌をうまく使えないので、口に入れてゴックンと練習する時期です。
最初の一口は基本のりんごペーストから始めましょう。
りんごペーストの作り方
- りんご…1個
- 水…適量
- りんごの皮をむいて8等分に割り、5ミリのいちょう切りにします
- 少量の水を加え、蓋をしてごく弱火で加熱します
- りんごから水分が出てきたら蓋をとります
- こげないように注意しながら水分をとばします
- 粗熱をとって裏ごしし、ペースト状にします
野菜もペースト状にして赤ちゃんの離乳食として与えますが、苦みを嫌がったりして食べない場合はりんごのペーストをプラスしてチャレンジしてみて下さい。
「離乳食中期・モグモグ期・7,8カ月」
離乳食中期になると舌の使い方が上手になってきて、歯が生えていなくても舌と上あごでつぶしてモグモグできるようになります。
ペーストから一歩進んで、豆腐程度の固さのものを目安に与えましょう。
りんごのコトコト煮の作り方
- りんご…1/2個
- 水…適量
- りんごは皮をむいて8等分に割り、5ミリのいちょう切りにします
- りんごがかぶるくらいのみずを入れて火にかけます
- 沸騰したら弱火で10分ほどコトコト煮ます
作り方はりんごペーストと変わりませんが、煮た後に裏ごしせずそのまま使います。
食べさせるときにフォークの背で軽くつぶして食べさせてあげましょう。
離乳食中期には、赤ちゃんにとってミルクや母乳を飲む量が少なくなったことや、離乳食の量が足りてなかったり、腸の発達が追いついていないなどの理由により、便秘になりやすくなるものです。
そんな時は、りんごのコトコト煮にプレーンヨーグルトをプラスしてあげましょう。
「離乳食後期・カミカミ期・9,10,11カ月」
離乳食後期になってくると、1日3食になり自分で食べ物を口に入れたがるようになります。
食事もあごでつぶせる固さから、食感を残す固さまでもっていきましょう。
りんごのコトコト煮を作る際、これまで5ミリのいちょう切りでしたが、1センチの角切りで作ってみましょう。
手づかみ食べは赤ちゃんの発達の過程の中で大切なことなので、手づかみ食べできるメニューを作ってあげましょう。
りんご蒸しパン
- りんごコトコト煮…10g
- ホットケーキミックス…大さじ3
- 牛乳または粉ミルク…大さじ1.5
- ホットケーキミックスと牛乳または粉ミルクを混ぜ合わせます
- りんごのコトコト煮を加え、クッキングシートの上にスプーンで分けて置きます
- 電子レンジで600w1分加熱します
りんご以外にも他の果物や、野菜を入れても良いです。
「離乳食完了期・パクパク期・1歳~」
離乳食完了期は少しずつ大人と一緒に食べられるメニューが増えてきます。
りんごも生のまま薄く切って与えることができるようになります。
すりおろしてカレーに入れたり、野菜と和え物にしたり、サラダにしたりといろいろな料理に使ってあげましょう。