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どうして頂芽(ちょうが)にならせて、腋芽(えきが)を摘果するのか?

2018/11/29

りんごは、頂芽(去年伸びた枝の先端)に実をならせますが、腋芽(先端ではない芽)にならせている園地もたまに見られます。
りんごは初めに頂芽がつくられ、その後に腋芽という順番で花芽がつくられます。
花芽をつくる期間は7月~9月までと限られているので、後から作られる腋芽より、先にできた頂芽の方が養分が多く蓄えられることになります。
養分を蓄える期間が長く充実しているため、頂芽に果実をならせます。
なお、腋芽は摘果し1年休ませ十分養分を蓄えさせてから、来年果実をならせます。

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