なかなか出回らない幻のりんご「北斗」(ほくと)買えたらラッキー!
2018/2/10
「北斗」の特徴
「北斗」は「ふじ」と「印度」のかけ合わせで、1983年に青森県で生まれました。
果実は300g~400gと大きく、たっぷりの果汁が含まれており甘みと酸味のバランスが抜群です。
完熟したものは蜜入りりんごとしても出回ります。
数あるりんごの中でも美味しさはトップクラスとされていますが、栽培が難しく手間もかかることから生産者が少なく、一般市場に出回る数は極わずかのため「幻のりんご」と呼ばれています。
「北斗」の収穫時期と食べ頃
「北斗」の収穫期は10月下旬頃から12月頃です。貯蔵期間は長くありません。食べ頃の旬の時期は出荷最盛期と同じ11月頃です。
美味しい「北斗」の選び方
果皮がしっかり色づいていて、重量感のあるものを選びましょう。
お尻の部分が黄色っぽくなっていれば熟しています。お尻が緑色のものは完熟手前なので、なるべく黄色っぽいものを選ぶとよいでしょう。
「北斗」の保存方法
1個ずつ新聞紙などで包んでからポリ袋に入れて、温度の低い冷暗所または冷蔵庫の野菜室で保存します。
日持ちは良くありませんので、早めに食べましょう。
幻のりんご「北斗」
「北斗」は糖度が高く程よい酸味と良い香りで高品質なりんごですが、生産量は全国でも5%以下と希少です。
栽培が難しく、ツル割れ、尻割れ、芯カビ、着色不良、青実というのが原因で樹になった半分以上の果実が不良品で捨てなければならないそうです。
つまり、生産者にとっては採算が取れないのです。