夏のりんごは見た目も鮮やか緑色!「夏緑」
2019/11/20
「夏緑」の特徴
夏緑は、青森県りんご試験場(現・地方独立行政法人青森県産業技術センターりんご研究所)が育種をした品種です。
極早生種で8月頃に食べられる「夏緑」の実は小玉で緑色、150g~200gほどで、やや硬めです。
夏のりんご(極早生りんご)は酸味が特徴的なリンゴが多い中でも、「夏緑」は甘みと酸味が適度に感じられ、食べやすい青りんごです。
歯応えがあるので満腹感も感じられます。
8月には熟し、やがて淡く縞模様に着色しておいしくなります。
このりんごが本当に美味しくなるのは8月中旬で、完熟したものは、甘く、爽やかで、歯ざわり、舌触りが良いとされています。
極早生種としては美味しいりんごですが、完熟する頃には果物屋さんからは姿を消すことが多く、このりんごの本当の味を知っている人はあまり多くないといわれています。
「夏緑」の収穫時期と食べ頃
極早生種・8月上旬
・青森県では、ねぶた祭の期間(8月上旬)には売り出されます。
・8月下旬頃のものが最も美味しいと言われております。
「夏緑」の保存方法
1個ずつ新聞紙などで包みポリ袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。
極早生品種のため、柔らかくなりやすいりんごです。
常温で10日程。収穫後すぐに冷蔵したものは3週間程です。
「夏緑」名前の由来
名前の由来は緑色の夏りんごという意味からつけられたそうです。