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「北斗」が幻のりんごといわれるワケ

2019/1/16

「北斗」は甘みと酸味の調和に優れた果汁のとても多いりんごです。
甘さはこてこての甘さではなく、シャープですっきりとした甘さ。
果肉は固めなので、食感はパリッとしています。
果汁が多く、口の中で溢れるので、食べるジュースとも言われるりんごです。
りんごの中で最高峰の味と称賛されるプレミアムりんごですが、実は”生産者泣かせ”と言われるほど栽培が難しく、年々生産が減少している品種なのです。
りんごを市場に出して買ってもらうためには、まずは見た目。
どんなに美味しくても見た目が悪いりんごは買ってもらうことができません。
そうなると、着色不良、芯カビ、ツル割れ、尻割れの多い「北斗」では、樹になった半分以上が不良品となり、捨てることとなります。
そのため、りんごで生計を立てている農家の方たちにとって「北斗」は生産性の悪いりんごとなり、年々生産者が減ってきているのです。
生産量は全国でも5%以下と希少ですので、もし、見かけたら迷わず購入した方がいいかもしれません。
りんごの生産量日本一の青森県であれば、まだまだ「北斗」を手に入れられそうですね。

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