青森りんごを愛する先生がりんごのすばらしさを情報発信しています。

秋に映えるりんごは「秋映」(あきばえ)長野りんご三兄弟の長男

2018/2/17

「秋映」の特徴

「秋映」は長野県中野市の小田切健男氏が育成・登録された品種で1993年「千秋」と「つがる」のかけ合わせで生まれました。

長野県を代表するオリジナル品種「りんご三兄弟」の長男です。

重さは300~350g前後です。果皮の色は栽培地域や収穫時期によって差があり、色が濃いものは完熟すると黒っぽい紅色になります。

果皮には黄色い果点があり、軸の周辺には薄茶色のサビが見られることもあります。

表面はややベタつきますが、これが完熟した証です。

とてもジューシーで甘みに対して十分な酸味があり、全体として甘酸っぱいりんごらしい味わいに感じられます。

「秋映」の収穫時期

収穫時期は9中旬から10月中旬、日持ちは冷蔵で20~30日程度です。

美味しい「秋映」の選び方

秋映は一般的なりんごに比べると、果皮の色がとても濃い品種です。

黒みがかった赤いものは、熟していて甘くなっています。

果皮の張りと、持ったときに重量感があるものを選びましょう。

軸の周りのサビは味に影響はありません。

「秋映」の保存方法

1個ずつ新聞紙などで包んでポリ袋に入れ、温度の低い冷暗所か冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
「秋映」は時間が経つと酸味が抜けたり、やわらかくなって食感が悪くなることがあるので、なるべく早く食べることをおすすめします。

名前の由来

「秋映」の名は、「秋に映えるりんご」から名付けられました。

販売中の青森りんごショップガイド

その他の記事