「葉とらずりんご」の美味しさは究極!
2018/12/27
「葉とらずりんご」とは
りんごには袋をかけて栽培する「有袋りんご」と袋をかけずに栽培する「無袋りんご」があります。
「無袋りんご」で、葉を摘み取らずに栽培したものを「葉とらずりんご」といいます。
りんごは、太陽の光に当たることで赤く色づきます。
そのために、邪魔になる葉を摘み取り色付けをしているのです
しかし、葉にはりんごに栄養と甘みを補給する大切な役割があるのです。
りんごの甘さは、葉で作られた養分が、果実に蓄えられて糖になります。
葉は、美味しさを作るための工場のようなもので、重要な役割をしています。
葉が陽の光をたくさん浴びて呼吸をし、りんごに養分を送ってこそ甘みが増し美味しくなります。
葉は、りんご作りに大切な役割を担っているのです。
葉をたくさん摘み取ると、その分光合成が充分に行われず、りんごの栄養分を低下させることなり糖度が上がりません。
葉取らず栽培で育ったりんごは葉の陰になる部分があるため、陽が当たらない部分は赤くなりません。
見た目は劣りますが、自然のままに育てた「葉とらずりんご」の美味しさは別格です。