酸味のきいた黄色いりんご「シナノゴールド」長野りんご三兄弟の末っ子
2017/12/9
「シナノゴールド」の特徴
「シナノゴールド」は「ゴールデンデリシャス」と「千秋」のかけ合わせで、1999年に長野県で生まれました。
長野県を代表するオリジナル品種「りんご三兄弟」の末っ子です。
約300g程で、果皮は未熟な時は黄緑色ですが、完熟すると綺麗な黄金色になります。
果肉はやや硬めで、さわやかな甘みと程よい酸味がある、バランスの取れたりんごです。
黄色いりんごの中では珍しく酸味があるのが特徴で、爽やかな風味で海外からも注目されています。
完熟するほど酸味が抜け、甘みを増してきます。
「シナノゴールド」の収穫時期と食べ頃の旬
「シナノゴールド」の収穫時期は長野県で10月上旬に始まり、青森県では11月頃までとなっています。
保存性も高く、低温庫で貯蔵されたものは年明け2月頃まで出回ります。
食べ頃の旬の時期は10月中旬から12月ごろまでとなります。
美味しい「シナノゴールド」の選び方
「シナノゴールド」は完熟すると黄色くなるので、緑がかったものよりは黄色のものがおすすめです。
軸周辺にサビが見られるものもありますが、完熟していれば甘味が十分にあるので、気にしなくてもよいです。
果汁が豊富なものは持ったときに重量感があります。同じサイズなら重さを感じるほうを選びましょう。
「シナノゴールド」の保存方法
できれば1個ずつ新聞紙などで包んでポリ袋に入れ、温度の低い冷暗所または冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
冷蔵で2~3ヵ月ほど保存が可能です。
「シナノ」シリーズ
長野県で誕生した「シナノ」シリーズの仲間には、ほかに「シナノスイート」や「シナノピッコロ」「シナノドルチェ」などがあります。