群馬が生んだ幻の黄色いりんご「ぐんま名月」売り切れごめんになることも。
2017/12/16
「ぐんま名月」の特徴
「ぐんま名月」は「あかぎ」と「ふじ」のかけ合わせで、1991年に群馬県で生まれました。
果実は300g~350gの黄色いりんごです。果皮の一部がほんのり赤く着色したり、表面の半分が赤く染まっているものもあります。
甘みが強く、酸味は少なめ、香りが良く、ジューシーなりんごです。
蜜が入りやすいのも特徴です。
人気が高く「ぐんま名月」を目当てに群馬県を訪れる方も多いのですが、収穫量が限られているために売り切れてしまうこともあり、“幻の黄色いりんご”と呼ばれています。
「ぐんま名月」の収穫時期と食べ頃の旬
「ぐんま名月」の収穫時期は産地にもよりますが、長野県や群馬県で10月下旬頃から始まり、青森県では11月初旬頃から始まります。
「ぐんま名月」が熟すのは10月下旬から11月中旬頃です。
貯蔵性は良くはないので、収穫後2週間から長くて2ヵ月程です。
美味しい「ぐんま名月」の選び方
「ぐんま名月」は熟すと黄色くなるりんごなので、酸味が少ないものがよければ黄緑がかったものよりは明るい黄色のものがおすすめです。
果皮に張りがあるもの、持ったときに重みがあるものは果汁が多く含まれているようです。
「ぐんま名月」の保存方法
1個ずつ新聞紙などで包んでからポリ袋に入れ温度の低い冷暗所や冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
蜜が多いものはあまり貯蔵性がよくないので、早めに消費するようにしましょう。
名前について
「ぐんま名月」は、群馬県以外で栽培されたものは「名月」や「めいげつ」と呼ばれていることもあります。
また北海道の七飯町では「ななみつき」の名前で商標登録しており、七飯町産の「ぐんま名月」はこのブランド名で流通しています。