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青りんごの代表選手「王林」(おうりん)見た目より味で勝負!

2018/2/3

「王林」の特徴

「王林」は福島県の大槻只之助氏が育成された品種で、1952年「ゴールデンデリシャス」と「印度」のかけ合わせで生まれました。

2016年国内生産量は約56,200tで、栽培面積は青りんごの中ではトップです。

果皮は黄緑色で270g~300g、抜群の甘い香りが特徴で独特の風味があります。

果汁も豊富なので口当たりがさわやかで後味もすっきりしています。

「王林」は皮の表面に果点が目立ち、「サビ」も出やすいので見た目は良くありませんが、その分甘みが強くなり美味しくなるとされています。

「王林」の収穫時期と食べ頃の旬

「王林」は10月~11月で収穫が始まり、貯蔵性が高いため翌年の4月くらいまで出回ります。

食べ頃の旬の時期は11月中旬頃から翌年2月頃までが旬となります。

美味しい「王林」の選び方

黄緑色の「王林」ですが、熟すと黄色っぽくなってきます。酸味が少ないほうが好みの方は緑色が濃いものより、黄色っぽくなったものを選びましょう。

また、果点やサビがあるほうが甘くておいしいと言われているので、見た目はあまり気にしなくて良いです。

持ったとき重く感じるほうが、果汁が多くジューシーです。

「王林」の保存方法

「王林」は貯蔵性に優れ、長期間美味しい状態を保つことができますが、乾燥や暖房の効いた場所では、鮮度が低下します。

新聞紙などで包んでからポリ袋に入れ、温度の低い冷暗所や冷蔵庫の野菜室で保存してください。

名前の由来

その見た目から、「ナシリンゴ」や「ソバカス美人」と呼ばれていましたが、「林檎の中の王様」になるようにとの願いが込められ「王林」と名づけられました。

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