黄色いりんご「きおう」(黄王)実は岩手県生まれって知っていた?口いっぱいに広がる果汁は梨を食べているみたい!
2017/12/30
「きおう」の特徴
「きおう」は「王林」と「千秋」のかけ合わせで、1994年に岩手県で生まれました。
「黄色い王様」をイメージした岩手県のオリジナル品種です。
9月上旬から店頭に並ぶ早生種で、果皮は黄色、300g~400gのりんごです。
ほどよい硬さと甘みをもち、酸味は少な目です。
口いっぱいに果汁が広がるので、「梨を食べているみたい」と表現する人もいるようです。
「きおう」の収穫時期と食べ頃の旬
8月の下旬頃から収穫が始まり9月下旬頃まで続きます。
食べ頃の旬は9月から10月中旬です。
美味しい「きおう」の選び方
果皮の色は黄緑より黄色のものを選びましょう。
果点は気にする必要がなく、持ったとき重量感のあるものを選んでください。
「きおう」の保存方法
「きおう」は成長を促すエチレンの量がやや多めですので、冷蔵庫に入れる場合は、ほかの野菜に影響が出ないように1個ずつ新聞紙などで包んでからポリ袋に入れて、保存してください。
常温で3週間、冷蔵で1ヶ月程度とあまり日持ちがよいほうではないので、早めに食べるようにしましょう。
名前の由来
「きおう」という名前は、光沢のある黄色い見た目から「黄(き)色いりんごの王(おう)様」が連想されることから「きおう」と名付けられました。
そのため「黄王」と表記されることもあります。